リードコンサルティング(以下、LC)では、31項目にわたるバリューガイドを持ち合わせております。毎日、毎瞬間の実務は、この価値観をベースにして行われます。この31項目のバリューを完全に体得して頂かなければ、リードコンサルティングのメンバーとして参画いただくことはできません。なお、このバリューは時代背景や状況に応じ、随時更新される場合があります。
情熱は、全ての行動の原動力となります。何か新しい事業に挑戦していく気概が必要となります。困難な壁に突き当たった時、壁を崩すのは小手先の能力ではありません。情熱があるかどうか、その一点に集約されます。自ら燃えることができ、周りのメンバーにも好影響と刺激を与えられる人物であることが、LCでは求められます。
当社ではメンバーに与えるノルマは一切ありません。また、目標設定には各メンバーに大幅な裁量を与えています。ただし、自らストレッチと思えるような目標を自分で決めていただきます。そして、この目標に対してコミットメントを誓い、その達成度を測ります。自ら定めた高い目標を達成し続けることで、人は大きく成長できます。
ベンチャー・スピリットとは、無から有を創造するエネルギーを自らに保持する、ということです。我々が現代社会において享受している、あらゆる企業サービスは、それら企業がゼロから創造した産物であり、そこにはベンチャー・スピリットが存在していたはずです。どのように大きな組織となろうとも、LCメンバーは、このベンチャー・スピリットを持って、邁進することを忘れないでください。
自らの仕事の領域は、徹底的にプロフェッショナルになることにエネルギーを注いでください。プロフェッショナルとは、決められた期限までに、求められる期待値にパーフェクトに応える、ということです。そして、より高い次元として、お客様、メンバーに尊敬される領域があります。ビジネスパーソンとして成長を目指すなら、プロフェッショナルであること、全ての関係者から尊敬される領域を目指してください。
秒速7.9キロメートル。このスピードの意味をご存知ですか?これは砲弾を発射して、地球の重力に負けて砲弾が地面に落下するか、重力に負けず、永遠に地球の周囲を回り続けられるかの境目の速度です。砲弾はこの速度を超えて初めて、人工衛星のように地面に落下しないようになるのです。この境目の値を、スレッショルド(threshold:閾値)と言います。物理の世界でもこのような原則があるとおり、努力にも結果が出るか出ないかの境目があり、仕事をするなら、スレッショルドを超えるまで努力し、結果を出すことに集中してください。
変化の速い現代では、スピードの有無が大きな競争力の源泉となります。あらゆる業務に対して、スピードを求めてください。常に、より短時間で、より大きな成果を出すために、何ができるかを主体的に考えて行動してください。
何か問題を感じたら、自ら変える努力をしてください。変わらない環境に不満を言うのではなく、自ら考え、自ら行動し、世論を変え、環境を変える。LCがメンバーに期待するのは、自らリーダーシップを発揮できる人物です。
LCでは、ロジカルで明確、そして明るく快活なコミュニケーションが求められます。自分の思考を人に伝えるためには、必ずコミュニケーションを行わなければなりません。一対一、そして大勢の人前でのプレゼンテーションでも分かりやすく、伝わるコミュニケーション能力を養うよう、求められます。
常にオープンで風通しの良い会社でありたいと思います。代表の方針、メンバー間の意思疎通、会社の財務状況など、常にオープンに情報発信していき、メンバー全員が情報共有をはかり、一体感を忘れないようにします。また、常にオープンであることによって、適切なフィードバックが得られ、適切なタイミングで、軌道修正を行うことも可能となります。
パナソニック創業者、松下幸之助氏は、常に「とらわれない」ということを大切にされていました。ともすれば、ひとつの成功体験、過去の常識や固定観念といったものにとらわれると、新しい発想は浮かんできません。何かにとらわれることの無いよう、いつも素直な心で、初心を忘れることなく業務に取り組んでください。
利己的であってはなりません。長期的に相手からの信頼を勝ち取るならば、利他的でありましょう。相手に何が与えられるか、思考のスタートは、相手のメリットから考えるようにしましょう。
自ら責任を負ってください。責任を負う自覚をもった瞬間から、リーダーになることができます。自分が担当する業務には、完全なるオーナーシップを持ち、取り組んでください。会社の仕事というよりは、自分の人生と思って取り組む。その姿勢があれば、確実に成長を遂げることができます。
相手に対して、誠実でありましょう。相互に相手との信頼を裏切らないよう行動しなければなりません。また、虚勢をはることなく、嘘をつかず、ありのままの等身大の自分を、飾ることなく相手に伝えていきましょう。
約束を守るということは、自分との約束、他人との約束の2種類があります。自分との約束を守れれば、自信がつきます。他人との約束を守れば、信頼を勝ち取ることができます。自分への自信や、他人からの信頼・評判というものは、ビジネスを続けていく上で想像以上に大切なものです。
どんなに現状が良く思えたとしても、常に危機感を忘れないようにしてください。企業として最も恐れるべき状態とは、現状に満足して、先手を打つこと、何手も先を読むことを忘れてしまうことです。どんな状態でも、現状維持思考になった途端に成長は止まり、衰退への道が始まります。危機感と隣り合わせの気持ちで、仕事をおこなってください。
ひとりよがりな知識ほど、もろいものはありません。ビジネスで成功するためには、実にさまざまな人から意見を集め、その中からベスト・アンサーを見極めていくことで、より精度の高い結論に至ることができます。衆知を集める努力を怠ってはなりません。
世の中には、こうすれば、こうなる、といった基本的な原理原則といったものがあります。何か問題が起こった場合は、単純化して考え、原理・原則に従った場合、どうなるかといった視点で考え、解決をはかってください。
自分の決めたことを、公言する勇気を持ってください。そして、その発言に責任と行動を持たせてください。有言実行は厳しいですが、これこそが最も目標を達成させる近道だと思っています。
我々はプロフェッショナルとして、お客様にサービスを提供します。お客様に満足して頂き、期待以上の価値を提供していくことが、使命と考えてください。究極的には、お客様から尊敬されるサービス。この領域を目指してください。
メンバーこそ、会社の最大の財産であり、誇りであると考えています。メンバーの環境、待遇、については、上限を設けることなく改善をおこない、より高い満足度を目指していきます。会社がメンバーから認めてもらえなかったら、優秀なメンバーほど、その会社を離れていくことになるでしょう。LCは、メンバーの物心両面の満足度向上を追求していきます。
LCメンバーには、規律が求められます。セルフ・コントロールできない人が、リーダーとして人の上に立つことはできません。体調管理は各人に任せられますが、安易な遅刻・早退は認められません(遅刻時間は厳密に計算され、休暇からの消化、または減給措置となります)。また、男女ともにオーソドックスなスーツ、ベルト、革靴を着用することが義務付けられます。お客様には当然、メンバー間でも「敬語」、「さんづけ」を徹底します。また、直行・直帰は原則禁止。そして、LCは、完全禁煙会社です。喫煙者の方を採用していません。堅苦しく聞こえるかもしれませんが、プロフェッショナルである以上、このような規律を守れる方のみが、LCメンバーの一員となれます。
ビジネスで競争に勝つためには、学習する能力、そして学習したことを素早く実践する能力が必要となります。継続して学習する成長意欲の高い人間だけが、厳しいビジネス界で生き残ることができます。LCでは、書籍購入支援制度など、学習を支援するための制度を持ち合わせています。
売上を最大化し、経費を最小化する。企業の成長を考える時に、この原則に勝るものはありません。ひとつの収益機会における売上を最大化し、下げられるコストはどこまでも下げる努力を惜しまない。業界の常識にとらわれない利益率を追求します。また、当社では、安易な節税は行うつもりはありません。税金は必要経費の一部と考え、税引後利益による内部留保を積み増し、磐石な財務体質を築き上げ、経営の安定化を図ります。
キャッシュフロー経営とは、損益計算書上の利益を追求するだけでなく、企業活動において、「どれだけのキャッシュ(現金資金)を稼ぎ出せるか」ということを重視する経営です。 利益が黒字でも資金が枯渇し、倒産する企業は後を絶ちません。キャッシュが節目節目できちんと手元に残れば、企業活動を永続することができます。企業はゴーイング・コンサーン(継続企業の前提)が前提です。そのためにも、ビジネス・スキーム構築の際には、キャッシュフロー経営を最重視します。
LCは、法令を遵守します。どれだけ高い売上や成長率を誇っていても、法律・倫理を破るような経営をしていたがために滅びていった企業は、数多くあります。法律は、社会が定めたルールです。法令遵守に則った経営こそが、ステークホルダーの信頼、メンバーの信頼を勝ち取り、長期的に企業が繁栄する基盤となるのです。
全メンバーが同じ目標に向かって、同じ方向性に向きを整えることが、何より大切です。人が、たった一人でできることはわずかに過ぎませんが、複数の人間が力を合わせたとき、1+1=2以上の力を発揮できるのです。そのためにも、メンバー全員が同じ方向を向き、同じ速度で突き進むことが求められます。
変化の速い現代では、情報の価値を理解しなければなりません。毎日、世界でどのような出来事が起こり、それが私たちの生活やビジネスシーンに、どのようなインパクトをもたらすのかを常に調べるだけの知的好奇心と情報収集活動を怠ることなく、継続してください。
書籍から学ぶ知識も大切ですが、一人の人間が人生をかけて学んできた内容には及びません。また、人脈とは常に主体的に作る努力をしなければ、築きあげられるものではありません。困った時にだけ連絡するような関係ではなく、常に新しい人脈を構築する努力と、構築した人脈を大切にする努力を惜しまないでください。
感謝の気持ちを持ち、常に表現する人と、謙虚さを持ち合わせている人は、他人から好感を持っていただけます。ビジネスで成功するということは、どれだけ多くの人から応援いただくか、ということです。そして、人から応援していただけるかどうかは、結局は人から好感を持って頂けるような人格があるかどうかなのです。お客様からもメンバーからも、好意を持っていただける最大のヒントは、この感謝の気持ちと謙虚さにあります。
お客様に対して、メンバーに対して、常に礼節を重んじなければなりません。また、目上・目下にかかわらず、人には敬意をもって接することの大切さを忘れてはなりません。お客様に対しては、おもてなしの心をもって、対応することとします。お客様がいらした際には、全員起立して一礼とともに「いらっしゃいませ」とご挨拶します。
自らの環境を常に美しく、清潔に整備することは、ポジティブな波及効果が生まれます。そして、仕事の効率化が図れ、生産性が高まります。また、お客様がご覧になった時に、整理された清潔なオフィス環境は好感をもっていただけます。帰社する際には、電話とPC以外は、机上に何も残さない状態でさわやかに帰りましょう。また、トイレや水周りは、自らが率先して清潔な状態に整えるようにしましょう。